マッチングアプリomiaiを再開して5番目に会ったPさん。
学生時代にスポーツをやっていたこともあり健康的で明るく、笑顔が素敵な女性でした。話をしていても初めて会ったとは思えないぐらい居心地がよく、感性や好きなことも似ている様子。正直、今まで婚活で会った女性の中で一番自分に合っているなと思いました。
「これを逃したら、もう結婚のチャンスはないかもしれない・・・」
決意を固めて、お店から駅までの道中に「また会いましょう」と誘います。Pさんからの答えはOK。omiaiを始めてからまだ二回目に繋げられた試しがなかったので、ようやく一歩前に進めたといった感じです。
具体的にどこにいくかも決めることができればよかったのですが、あの時の私は誘うだけで精一杯。そこまでの余裕はありませんでした。ただ、また会う約束は取り付けられたので「なんとかなるだろう」と思い、この日は解散。いい気分で帰宅したのを覚えています。
その後もLINEでPさんと連絡を取りつつ、次に会う予定日も決定。「次はどうしようか」みたいな話もしていたそのとき。
コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が出されてしまったのです・・・
私は生まれて今までこのような事態を経験したことがなかったので、いまいち事の重大さを実感していなかったのですが、Pさんは医療系の仕事をしていたのでさすがに会うわけにはいきません。最悪のタイミングでした。これからというときだったのに・・・
とりあえずはコロナが落ち着くまで、会うのはやめておこうということになりました。それまでは連絡のみ。Pさんは私からのLINEに対して、とても真面目に返信してくれていました。私の他愛のない話題でも、しっかりと反応してくれるのです。「ホントいい人だな」と思いました。
しかし・・・会えないというのはやはりつらいものがあります。
Pさんと連絡だけ取り続けて2ヶ月ほどが経とうとしていました。だんだんとお互い返信のぺースが落ちていき、とうとう私のほうから連絡を途絶えさせてしまったのです。あれだけいいなと思っていたPさんへの気持ちが、どんどん薄れていってしまった結果でした。
「バカなやつだな」と思うかもしれませんが、ずっと会えないで連絡だけ取り続ける、またそれがいつまでになるのかわからないのは私にとって苦痛だったのです。かといって、会うという選択肢はありませんでした。コロナに対しては色々な見方がありますが、私は親や祖父母と同居しているので万が一にもかかるわけにはいきません。実際、このPさんとの連絡をやめてから今まで婚活自体も休止しています。
コロナももちろん一つの要因ですが、それ以上にやはり自分の忍耐のなさがPさんとの関係をつぶしてしまったのだと思います。せめて、Pさんの方から連絡がなくなるまでやり続けるのが礼儀だったかもしれません。
自分の精神力の弱さに情けなくなりました。2ヶ月もLINEのやり取りを続けてくれたPさんに申し訳ないです。
omiaiで出会った中で一番付き合えた可能性があり、自分に合った女性のPさん。このようにして、私自ら可能性をつぶしてしまったのでした。。。