マッチングアプリomiaiを再開してからもうすぐ2ヶ月が経とうとしていたころ。このぐらいになると私のいいね数は250~300ぐらいになっており、日々たくさんのいいねをもらえることができていました。時にはいいね数が1,000を超えるような超人気会員の女性からもらえることも(私はプロフィールを見てあまり自分とは合わなそうだなと思いマッチングはしませんでしたが)。
そのぐらいの時期にPさんとマッチングします。Pさんは年齢は27歳で、プロフィールの写真は全部満面の笑みだったのが印象的でした。まだomiaiに登録してから1週間以内でしたが、すでにいいね数は200ぐらい。私からいいねをしました。
Pさんはメッセージの返信のレスポンスが早く、マッチング後もいつもは最初のメッセージは私から送っていたのですが、Pさんはマッチング後私より先にメッセージを送ってくれたのです。メッセージの内容から何となくサバサバした性格なのかなと感じましたが、真面目なのは間違いなく、連絡を取り合っていた期間はずっとクイックレスポンスで返信をくれました(なかなかできることではありません)。
Pさんはomiaiを再開して5番目に会った女性です。
このころになるとマッチングした人もかなり増えており、毎週のように誰かと会うようになっていました。そうこうしていくと経験値がかなり増えており、女性とのデートにも慣れてくるものです。そうは言っても最初に会うときは相変わらず緊張しますが。
なので、Pさんと会うときも比較的以前よりも心に余裕を持ってのぞむことができたのです。
Pさんとはマッチングして1日で食事に誘ってしまいました。Pさんのメッセージの返信は早いので、1日の中でも何度かやりとりができます。しかもその内容の中でちょうど食事に誘いやすい話題になったので、思い切って誘ってみたところOKをもらえました(仕事の予定がお互い合わず、会うのはそこから16日後になってしまうのですが)。
当日、Pさんは待ち合わせ場所に満面の笑みで到着。第一印象が大事といいますが、やはり最初に会ったときに笑顔の女性には好印象を抱いてしまいます。私も見習って笑顔で会おうとするのですが、なかなかうまくいきません(家でこっそり練習しています)。
会った時期はコロナウィルスが流行り始めていたころだったのと平日だったこともあり、お店はほとんど貸し切り状態。静かな店内で、ゆっくり話をすることができました。
Pさんは明るく常に笑顔なのですが、落ち着いていてとても居心地がいい女性でした。何より、価値観で似ている点が多かったのです。
お互い、学生時代はスポーツに打ち込んでいたこと。仕事を頑張っていること。などなど。何より、一番いいなと思ったのは自分の家族を大切にしていることでした。私も自分の家族に対しては特別な思いがあるので、同じような人がいると嬉しくなります。2時間ぐらい食事しましたが、私にとっては正直いいところしか見当たりませんでした。
Pさんと私は7歳離れていて会う前は「ジェネレーションギャップを感じないだろうか」と心配でしたが、いらぬ心配だったようです。
今までomiaiで出会った中で、いや婚活を始めて7年の中で、一番しっくりくる女性に会えたと思いました。
何というか、恋人というよりも結婚相手として自分に合っているなと感じたのです。
はっきり言って容姿でいえば他に素敵な人もいましたが、一緒にいたときの感覚や物事にたいする感性、価値観、好きなものなどがとても似ていたのでした。おそらく、今後こんな女性とはなかなか出会えないでしょう。
「何としても次に繋げなればならない・・・」
そう意気込み、以前までの反省を活かしてその場で「また会いましょう」と誘うことに。
そして・・・答えはOKでした。「ぜひ」と。ようやく、「二回目に繋げることができた」と安堵しました。Pさんと別れて帰りの道中も「ようやくここまできたんだ・・・」と一人で感動。
婚活を始めて苦節7年・・・
やっと、ゴールが見えてきたような感じがしました(一回しか会っていないので大げさですが)。
しかし・・・
そこに、コロナウィルスという大きい壁が立ちふさがることになります。
続く