先輩が開いてくれた3対3での合コン。
合コンみたいな複数人での飲み会が苦手だった私でしたが、何とか楽しむことができました。
女性陣は28歳の方が2人、25歳の方が1名。
その中で、おとなしく会話もほぼしなかった小柄の25歳の女性(Bさんとします)が気になりました。
Bさんは芸能人でいうと乃木坂46の秋元真夏に似た感じのかわいらしい女性。
私は自分が無口なのもあり、明るいよく話をするような女性がタイプなのです。
しかし、そのBさんはそのタイプとは一見すると真逆でした。
後日、合コンをセッティングしてくれた会社の先輩から「気になった子いたか?」と聞かれたので「Bさんが気になります」と答えたところ、なんとBさんも私のことを気に入ってくれたとのことだったのです。
全然会話をしなかったのに、お互い何か惹かれあうものがあったのかもしれません。
私は嬉しくなり、早くも恋愛未経験脱出か!?と舞い上がりました。
早速Bさんに連絡して、お出かけの誘いをしたところOKの返事が。
初めてのデートなのでお昼に会いましょうということになり、まずはランチしてからBさんの好きな水族館に行くことにしました。
思えば、ランチも水族館デートも初めてのことでした。
ランチはハンバーグのおいしいお店に行ったのですが、ディナーよりもゆっくり会話するのが難しいと感じたのを覚えています。
ディナーだとお酒が入ってお互い気分が高揚して会話も盛り上がりやすいのですが、ランチだとお酒の力を使えないため、会話の本来の能力が試されるように思いました。
さらに、私はお出かけデートも初めて。
今までは食事デートしかしたことがありません。
食事よりも長時間相手と一緒にいるわけなので、さらに会話をがんばる必要があります。
Bさんは合コンのときはほとんど話をしなかったのでおとなしい印象を持っていたのですが、実際デートをしてみてその通りの女性でした。
そのときは緊張もあったと思いますが、Bさんから話を振るということはなく、ほとんど私から話かけるといった状況でした。
なので、ハンバーグの味や水族館がどうとかを考える余裕があまりなく、会話のネタを常に考えるデートになったのです。
ただ、話の中でBさんが笑ってくれたりすると嬉しいし、何だかんだ楽しいデートになりました。
特に嫌だなと感じるところはないし、会話も慣れてくれば増えていくだろうと考えBさんにアタックしていくことに。
とにかく恋愛未経験の私はまずは女性と付き合ってみるという目標を立てていたので、特別嫌だなというところがなければ可能性がある女性にはアタックしていこうと決めていました。
そして、告白のタイミングを虎視眈々と狙っていくことになります。
続く